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麻也、五輪無観客に苦しい胸の内「アスリートがコメントを発することが難しい状況」

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[7.17 キリンチャレンジ杯 U-24日本 1-1 U-24スペイン ノエスタ]

 東京オリンピックに臨むU-24日本代表の主将DF吉田麻也が、無観客で実施されることになった本番の試合について、苦しい胸の内を明かした。

 優勝候補のU-24スペイン代表と本番前最後の一戦に臨んだ日本は、後半押し込まれながらも1失点で耐えて、1-1のドローで試合を終えた。吉田は「後半出た課題を修正して、次の初戦に臨みたい」と気を引き締める。

 新型コロナウイルス対策のため、首都圏を中心とした会場が無観客で実施することが決定。神戸で行われたこの日は多くのサポーターが詰めかけていたが、本番ではその雰囲気も一変することになる。

 吉田は「無観客…は残念ですね」と素直な気持ちを吐露。「今日もたくさんのお客さんが見に来てくれて、最後の苦しい5分10分はサポーターの声援が力になる」と応援の重要性を改めて説くも、「なかなかアスリートがコメントを発することが難しい状況。今はどっちにコメントしても難しい状況になる」と苦い表情で話すのが精いっぱいだった。

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