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アセンシオと対峙した旗手怜央、スペイン相手に「持たせる守備ができた」

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フル出場したDF旗手怜央

[7.17 キリンチャレンジ杯 U-24日本 1-1 U-24スペイン ノエスタ]

 驚異のタフネスぶりを発揮した。U-24日本代表DF旗手怜央(川崎F)は左サイドバックで先発し、後半35分からは左サイドハーフにポジションを上げてフル出場。ACLが行われたウズベキスタンから12日に帰国したばかりで、「体はきつかった」と言いながらも「きつい中でも質の部分を求めて、きついときこそ走るということができたのは良かった」と胸を張った。

 守備でマッチアップしたのはオーバーエイジのFWマルコ・アセンシオ(レアル・マドリー)。「1対1で勝負されたら体格やスピードで劣る。自由にボールを持たせない、ボールを持つ前にプレスをかけるということを意識してプレーした」。その言葉どおり決定的な仕事をさせず、アセンシオは後半23分にベンチへ下がった。

「僕一人が対峙してアセンシオを抑えたわけでない。サイドハーフの相馬選手、ボランチの板倉選手、センターバックの冨安選手。4人でうまく封じ込めた。1人では抑えられなかったし、みんなのおかげ」。そうチームメイトに感謝し、「僕自身の意見としては、(スペインに)持たれているというより、持たせている守備ができた。それが前半の途中からよくなった要因かなと思う」と分析した。

 ただ、お互いに大きくメンバーが入れ替わったあとの後半33分に失点。「押し込まれている時間帯にどう戦うかをチームで話すべき場面もあった。それができないと、勝ち点3が勝ち点1になったりする。チーム全員で意見を出し合って話せればよかった」と反省も忘れなかった。

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