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吉田麻也が強調「今回の大会はこれも一つのキーポイント」

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U-24日本代表主将DF吉田麻也

[7.22 東京五輪GL第1節 U-24日本 1-0 U-24南アフリカ 東京]

 U-24日本代表が東京五輪初戦を白星で飾った。主将のDF吉田麻也はフラッシュインタビューで、「本来もっともっとできるチーム。もっと最初から自信を持ってやるべきだと思いますし、戦い方はもっと良くなると思います」と振り返った。

 相手の堅守に阻まれ、なかなか先制ゴールが奪えない時間帯が続いたが、MF久保建英が値千金の決勝ゴール。守備陣は無失点に抑え、苦しみながらも白星スタートを切った。

 対戦相手の南アフリカに新型コロナウイルスの感染者が確認され、濃厚接触者も18人と試合開催が危ぶまれる状況だったが、「ほとんどの選手はヨーロッパでそういう形でやってきているので、大きな混乱はなかった」と語った吉田は「もちろんベストでフェアに戦えれば一番よかったですが、今回の大会に関してはこれも一つのキーポイント。引き続き僕らは感染者が出ないように自制してやっていきたい」と心構えを説いた。

 吉田はスペイン戦後のオンライン会見で有観客での開催再考を訴えたことで、物議を醸していた。無観客での幕開けとなったが、「やるべきことは変わらない。サッカー選手としてアスリートとして、ルールに沿ってプレーするだけ」と強調。「サポーターがいてくれたらもっとよかったと思いますが、カメラの向こうで1億人のファンの皆さんが応援してくていると信じています」と力を込めた。

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