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1敗1分で崖っぷちなでしこ…高倉麻子監督「向こうの思ったようなゲームプランになった」

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高倉麻子監督

[7.24 東京五輪GL第2節 日本女子 0-1 イギリス女子 札幌ド]

 なでしこジャパン(日本女子代表)はグループリーグ第2戦でイギリス女子代表に0-1の敗戦。今大会初白星を奪うことはできず、決勝トーナメント進出に向け、崖っぷちとなった。

 第1戦・カナダ戦から「前目に人をかけていこう」という意識で先発を5人変更。積極的に得点を狙っていった。しかし、前半をスコアレスで折り返すと、後半29分に先制点を献上。FWエレン・ホワイトのヘディングシュートに沈んだ。

 これで日本は1敗1分で勝ち点1のまま。27日の第3節・チリ戦での勝ち点3奪取が至上命題となってきた。高倉麻子監督は「難しい試合になるっていうのはわかっていた」とイギリスの強さを把握していたものの、「やはりひとつのプレーで仕留められたので、向こうの思ったようなゲームプランになってしまった」と肩を落とす。

 一方で、収穫について「攻撃のところでは、自分たちのやりたいような形は出てきたと思う」と挙げる。「そこらへんを前向きに捉えつつ、次の試合に向かっていきたいと思います」と気持ちを切り替えていた。

 そのために必要なのはさらなる得点力だ。指揮官は「点を取りに行くっていうことに関しては、攻撃の厚みもそうですし、全体的なコンビネーションだったり、シュートを打ち切るっていうところで、もう一回チームとして確認して進んでいきたいと思います」とピンポイントでの修正を誓った。

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