[7.25 東京五輪GL第2節　U-24日本 2-1 U-24メキシコ　埼玉]

　U-24日本代表が2連勝を飾り、決勝トーナメント進出に大きく前進した。森保一監督は試合後のフラッシュインタビューで、「FIFAランク的にはメキシコが我々よりも上位。選手たちはどんな相手と戦っても同じ目線で自分たちはやれると、自信を持ってファイトしてくれた」と称賛した。

　「選手たちの技術力を生かすためにも一人ひとりが球際で戦って、局面のところで勝っていく。そして個の頑張りをチームとしてつなげていこう、と。良い守備から良い攻撃に、ということで試合に臨んでくれました」と森保監督。

　日本は幸先良く先手を取った。前半6分、DF酒井宏樹の絶妙な縦パスで右サイドを駆け上がったMF堂安律が折り返すと、猛然と走り込んだMF久保建英が左足で押し込み、先制に成功。前半12分には堂安が左足できっちりと沈めた。

　後半は数的優位に立ったものの、メキシコに押し返され、後半40分に失点。それでも最終盤は苦しい時間帯に耐え、2連勝を飾った。決勝トーナメント進出へ大きく前進。森保監督は「まだ決勝トーナメント進出が決まったわけではない。今日こうやって勝利できたこと、選手たちの頑張りを称えながらも、次の戦いに向けて最善の準備をするために切り替えて、チームとして良い準備をしたい」と28日のフランス戦を見据えた。

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