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頂点知るなでしこレジェンドたちの叱咤、川澄は理解しつつフォロー「どれも的を射ている」「繋げていくしかない」

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MF川澄奈穂美が自身の見解をブログに綴る

 ゴッサムFCに所属する元日本女子代表(なでしこジャパン)のMF川澄奈穂美が1日に自身のオフィシャルブログを更新。東京五輪のなでしこジャパンについてコメントした。

 戦いも佳境に入った東京五輪のサッカー。男子のU-24日本代表は現在、2大会ぶりの準決勝に進出。一方、なでしこジャパンは準々決勝でスウェーデンに敗れた。

 川澄は快進撃を続ける男子について「あー今日もハラハラした。いやーそれにしても日本勝ってよかった!!ロンドン以来のベスト4ですね。次はかなり手強いスペインだけど勝ってほしい。応援しています!!」とエール。そして、なでしこジャパンには「コメントでもちょこちょこありましたが、先輩方からなでしこへの愛ある叱咤が記事などになっていますね」と言及した。

 なでしこジャパンには、かつての代表選手たちがメディアを通じてコメント記事を配信していた。さらなる躍進のため、その内容はあえて厳しく伝えているものも多く、大舞台で勝つことの難しさを読者に知らしめていた。

 川澄はあえてそのことに触れる。「澤(穂希)さんのコメントは度々ニュースになりYahooのトップにもなっていたので、ご覧になった方も多いのでは? 澤さんが言うと重みが違いますよね! あんち(安藤梢)の記事は冷静な分析に首を縦に振りまくり。るみ(宇津木瑠美)は、もうあなた監督やれば?っていうぐらい的確。あさの(永里亜紗乃)は2年前のW杯の時から同じ様な問題点指摘をしていますね。近賀(ゆかり)さんのインスタ記事は多くの女子サッカー選手とシェアしたい、今後への『覚悟』が盛り込まれたものでした。いわし(岩清水梓)の解説はこちらでは聴けませんでしたが、かなり厳しいながら真っ当なことを言っていたとウワサを耳にしています」。

「愛があれば何してもいい・何言ってもいいとは思いませんが、今回の先輩方の意見はどれも的を射ていて、改めてこういう人たちと一緒に戦ってこれてなんて贅沢なサッカー人生なんだろうかと思いました。はい、仲間自慢です」

「気持ちだけでは勝てないけど、気持ちがなかったら勝てないし、世界で戦うためのメンタリティを備えているって本当に大事!!そして、備えるだけじゃなくて発揮するのもっと大事」

「今回の選手たち、それぞれ今どんな思いでいるのか、私には想像することしかできませんが、悔しい・もどかしい・不完全燃焼といった様なネガティブな感情が多いと思います。でも終わったものはそれを次に繋げていくしかないんですよね」

「女子サッカーのこれからを中心として引っ張っていくのは間違いなく今回の代表メンバーなので、かりちゃん(丸山桂里奈)が言うように、斜め上くらいを見て頑張ってほしいです」

●東京オリンピック(東京五輪)特集ページ

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