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JFA田嶋会長「スペインが一枚上手だった」「サッカー界全体で不断の努力を」

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[8.3 東京五輪準決勝 U-24日本 0-1 U-24スペイン 埼玉]

 U-24日本代表は3日、東京五輪準決勝でU-24スペイン代表に0-1で敗れ、決勝進出を逃した。試合後、日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長がコメントを発表した。

「中2日の5試合目というかなり疲労が蓄積して体力的には厳しい中で、両チームともに持てる力を出し尽くした試合だった。素晴らしい試合をしてくれた選手たちに感謝したい」。

 まずは死闘を尽くした選手たちにねぎらいの言葉を送った田嶋会長は「世界のトップにどのようにすれば今の日本が勝てるのかという共通理解のもとに試合を進めてくれたが、スペインが一枚上手だったということを認めなければならない」と敗戦を受け止めた。

 その上で「スペインは2010年ワールドカップで優勝するまでヨーロッパの中で何度も悔しい経験を積み重ねてきて今がある。これから日本が世界のトップと伍して戦い、その壁を乗り越えていくために、今日の試合は必ず意味のあるものになるはずで、サッカー界全体で不断の努力をしていかなければならない」と先を見据えた。

 メキシコとの3位決定戦はメダル獲得へのラストチャンス。「中2日でのメキシコ戦に向けてしっかりとリカバリーをして銅メダルを目指して欲しい。引き続き代表チームへの応援をよろしくお願いいたします」とメッセージを送った。

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