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初経験の重圧受けるMF古橋亨梧「勝てると思います。いや、勝ちます」

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日本代表MF古橋亨梧(セルティック)

 日本代表MF古橋亨梧(セルティック)が11日、オンライン取材に応じ、カタールW杯アジア最終予選オーストラリア戦に向けて「この状況を楽しんで、自分たちが持っているものを試合で出すことができれば勝利に近づく。素晴らしい選手たちに囲まれているし、勝てると思います。いや、勝ちます」と力強く宣言した。

 日本は今回の最終予選において、ここまで1勝2敗。W杯出場圏の2位から勝ち点6差を離され、3位に沈んでいる。12日控える豪州戦は出場権争いのライバルということもあり、まさに“背水の陣”。チームにかかる重圧は大きく、古橋も「正直に言ったら初めての経験」と明かす。

 それでも、このプレッシャーを前向きに受け止めようとしている。「この経験ができているのはすごくいいタイミング。だからこそチームが勝つためにいいプレーができたらと思う」。そう語った古橋は「ここで勝てばチームとしても個人としても一回り、二回り大きくなれる。明日勝ってみんなで成長していければ」と意気込む。

 7日のサウジアラビア戦では0-0で迎えた後半14分から途中出場。1点ビハインドの同43分にはMF原口元気からのクロスをゴール前で受け、シュートにつなげようとしたが、この決定機は相手守備陣に阻まれていた。

「チャンスがある中で決めきれない悔しさを感じているので、次の試合はなんとしても結果を残してチームを勝たせたい」。

 そんな古橋は前線への積極的なスプリントでもチームに貢献する構えだ。「僕の特長は相手の裏、背中を取る動きだと思うので、やり続ければ相手は嫌がると思う。それをすることで相手のラインを下げて、スペースでうまく受ける選手がいるので、そういう動き出しをいっぱいやっていけたら」。セルティックで飛躍を遂げる26歳が森保ジャパンに漂う停滞感を打ち破る。

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