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ドリブルで切り裂いた18歳MF甲田英將がゴール奪取「1対1で仕掛ければ勝てる」U-22日本代表で躍動

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U-22日本代表MF甲田英將(名古屋U-18)

[10.26 AFC U23アジアカップウズベキスタン2022予選 U-22日本代表 4-0 U-22カンボジア代表 Jヴィレッジスタジアム]

18歳のドリブラーが国際試合で躍動した。U-22日本代表MF甲田英將(名古屋U-18)は右ウイングで先発し、代名詞のドリブルで切り裂いた。

「今日は自分のドリブルがいい感じだと思ったので、1対1の状況があったら自分のプレーをしっかり出して、結果を残そうと思っていた」。目標に掲げる選手はFWリオネル・メッシ(パリSG)という高校3年生。切れ味鋭いドリブル、スピードを生かした突破でカンボジアを翻弄し、立ち上がりから次々とチャンスを創出した。

 1-0で迎えた前半44分だった。MF松井蓮之(法政大)からのフィードを巧みな胸トラップでおさめた甲田は右から鋭くカットイン。左足を振り抜き、強烈なシュートでニアを破った。

 個人技、周囲との連携で右サイドを攻略し、持ち味を存分に発揮した。「サイドバックの(山原)怜音くんとのコンビネーションは練習からうまくいってましたし、1対1で仕掛ければ勝てるという自信もあった。良い連携だったり、個人の突破で右サイドから崩せて、結果も出せたのはよかった」と手応えをにじませた。

(取材・文 佐藤亜希子)

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