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相馬勇紀との縦関係でアシスト記録の長友佑都「伸びるなと思わせてくれる選手」

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練習試合でアシストも記録したDF長友佑都

[1.21 練習試合 日本代表7-0流通経済大]

 左サイドバックとして前半の45分間プレーした日本代表DF長友佑都(FC東京)は左ウイングの位置に入ったMF相馬勇紀と縦関係を組み、2-0の前半20分には相馬とのワンツーからFW武藤嘉紀の3点目をアシストした。

 相馬とのコンビについて「フルコートでは初めて組んだけど、初めてとは感じないぐらい非常にやりやすかった。10年ぐらい一緒にやっている感じと言ったら言い過ぎかもしれないけど、それぐらいの落ち着きと安心感があった」と指摘。そのポテンシャルを絶賛した。

「運動量が多くて、守備も攻撃もできるし、仕掛けても中も外も行ける。すべてにおいてレベルが高いし、レベルが上がってきている。意識も含めて、見ていて個人的に伸びてほしいなと思うし、伸びるなと思わせてくれる選手」

 W杯アジア最終予選に向けてはキャプテンのDF吉田麻也のほか、攻撃陣でもFW古橋亨梧、MF三笘薫がケガで招集が見送られる可能性が高い。その穴を埋める意味でも今合宿を通して相馬やMF脇坂泰斗、DF谷口彰悟らが見せたアピールは価値がある。

 チームはいったん解散し、最終予選に臨む代表メンバーは明日22日にあらためて海外組を含めて発表される。

「若くてギラギラしたイキのいい選手がたくさん見れたので、楽しかったし、刺激をもらった」と総括した長友は「代表はどんなときも、だれが出ても、パフォーマンスを発揮しないといけない」と力説。「大事な選手がいない状況というのはこれまでも経験して、乗り越えてきた。僕自身は落ち着いているし、その落ち着きをチームにもたらせられるように取り組みたい」とチームを引っ張っていく決意だ。

(取材・文 西山紘平)

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