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練習してきた“トリックCK”から大迫勇也が先制点「内容の濃いキャンプだった」

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CKからFW大迫勇也が先制点

[1.21 練習試合 日本代表 7-0 流通経済大]

 開始早々に日本代表のエースストライカーが先制点を決めた。前半3分、右CKからMF脇坂泰斗がショートコーナーでつなぐと、MF江坂任のヒールパスでリターンを受けた脇坂がゴール前に折り返し、FW大迫勇也(神戸)が押し込んだ。

 練習でも取り組んできたトリックプレーから見事な先制点。その後も得点を重ね、7-0の完封勝利で5日間の合宿を打ち上げた。「しっかりしたトレーニングが毎日できたし、すごく内容の濃いキャンプだったと思う」。そう振り返った大迫は練習試合の内容について「密度の濃いトレーニングをしていたので、どうしても疲れは仕方ない。その中でしっかり結果を残せた」と評価した。

 W杯アジア最終予選に臨む代表メンバーは明日22日にあらためて発表される。キャプテンのDF吉田麻也やFW古橋亨梧、MF三笘薫らがケガで招集を見送られる見通しで、大迫らベテランに懸かる期待も大きい。

「いない選手のことを考えても意味ないと思うし、大丈夫だと思う」。そう強調した大迫は「いる選手がしっかりやってくれると思う。能力のある選手がそろっているし、チームとしてしっかりパフォーマンスを発揮できるようにするだけ」と意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)

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