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森保Jがサウジ戦へ再始動! サブ組が緊迫の5対5ミニゲーム、南野拓実は室内調整

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5対5のミニゲーム

 日本代表は28日、カタールW杯アジア最終予選のサウジアラビア戦(2月1日・埼玉)に向け、千葉県内でトレーニングを行った。27日の中国戦を体調不良で欠場していたFW浅野拓磨(シュツットガルト)も再検査で陰性が確認され、練習に復帰。中国戦で左足を踏まれた影響で室内練習となったMF南野拓実(リバプール)を除く22選手がピッチに姿を現し、それぞれの疲労に応じた調整を行った。

 中国戦で先発したフィールドプレーヤーはジョギングなど軽めの調整。ボールは使わず、リカバリーに専念した。南野は中国戦の試合中に左足を踏まれたといい、刺激を与えないため室内での調整にとどめた。GK権田修一(清水)はプレー機会が少なかった影響もあってか、個別にメニューを追加。控え組がトレーニングを行う中、ピッチ脇をややペースを上げて走っていた。

 中国戦で途中出場した5選手と、出場機会のなかった選手は約1時間半にわたってフルメニューを消化。体調不良のため中国戦を欠場し、前日の検査では陰性確認が取れなかった浅野も、再検査での陰性を受けてトレーニングに合流した。日本サッカー協会(JFA)の広報担当者によると、すでに体調は良くなっているという。

 選手たちは瞬発系のメニューや鳥かごでウォーミングアップを行った後、6対6のポゼッション練習、コンビネーションでのシュート練習を実施。GK川島永嗣(ストラスブール)が「二つ目のパスしっかりつけろ!」と活を入れる場面もあった。最後はフィールド5対5のミニゲーム。終始緊迫感が漂い、MF柴崎岳(レガネス)とMF久保建英(マジョルカ)、DF中山雄太(ズウォレ)とMF堂安律(PSV)のマッチアップでは選手が倒れ込むシーンも見られた。

▽ミニゲームのチーム分け
ビブスなし:原口元気柴崎岳浅野拓磨植田直通堂安律
ビブスあり:山根視来中谷進之介中山雄太前田大然久保建英

 今回の活動はホーム連戦のため、次戦に向けた準備日数は普段より多い4日間。グループ首位に立つサウジアラビアに勝利すれば、3月のオーストラリア戦を「勝てばW杯出場権決定」という立場で迎えられる。

(取材・文 竹内達也)
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