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なでしこの“ピンチ”救う獅子奮迅の4発!菅澤優衣香「1本目がベストゴール」

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 仲間の無念を晴らした。試合開始早々に負傷したFW田中美南に代わって前半9分から緊急出場したFW菅澤優衣香が4得点の大爆発。その他の2ゴールも演出する獅子奮迅の活躍で、快勝劇に導いた。

 4得点について「どの得点もアシストがよかった」と振り返った菅澤だが、特に「1本目のシュート」と一番良かったと自画自賛する。前半27分、左サイドからMF宮澤ひなたが上げたクロスにニアに走り込んだ菅澤が滑り込みながら合わせてゴールネットに突き刺す。

 なでしこジャパンは前半15分に獲得したPKをFW岩渕真奈が失敗。その悪い流れを断ち切る意味でも価値のあるゴールになったことで、「ニアで合わせるのは得意のプレー。今日のベストゴールかなと思います」と笑みをこぼす。

 準々決勝を突破したことで、大会上位5チームに与えられるワールドカップ出場権を獲得。菅澤は「ワールドカップ出場権獲得は最低限の目標だった」と語ると、「準決勝、決勝と勝ってチャンピオンになれるように頑張りたい」ともう一つの目標である連覇に目線を向けた。

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