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サウジ戦からわずか30時間後…代表帰り2選手が欧州で“中0日”強行出場

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MF久保建英とFW前田大然

 カタールW杯アジア最終予選・サウジアラビア戦(○2-0)から一夜明けた2日、日本代表のFW前田大然(セルティック)とMF久保建英(マジョルカ)が所属クラブの公式戦に出場した。日本からヨーロッパへの長距離移動を経た上での“中0日”出場。代表から所属クラブへ、たとえ移動なしでも異例と言える強行スケジュールをこなした。

 1月27日の中国戦と2月1日のサウジアラビア戦でそれぞれ32分間、22分間のプレータイムを記録した前田はレンジャーズとのダービーマッチにベンチ入り。サウジアラビア戦から中0日、試合終了から数えても約30時間後には緑のユニフォームに袖を通している形となった。

 現地メディア『スカイ』によると、セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督は試合前会見で「日本代表で約20分しかプレーしていない。明日朝にグラスゴーに着くので、状態を確かめる」とし、「途中出場の可能性はある」と起用を示唆。その言葉どおり、MF旗手怜央の活躍により3-0で圧勝した一戦で後半17分からピッチに立ち、約28分間プレーした。

 またサウジアラビア戦では出場がなかったものの、中国戦で17分間プレーした久保もコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準々決勝ラージョ戦で途中出場。チームは0-1で敗れて2008-09シーズン以来のベスト4入りとはならなかったが、久保自身は指揮官からの根強い信頼を示した。

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