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左SBを3人招集した森保監督「長友にコンディション的な不安があるからではない」

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サウジアラビア戦で交代時に森保監督からねぎらわれるDF長友佑都

 24日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(シドニー)、29日の同ベトナム戦(埼玉)に臨む日本代表メンバーが発表され、左サイドバックの候補としてはDF長友佑都(FC東京)、DF中山雄太(ズウォレ)、DF佐々木翔(広島)の3選手が招集された。

 通常は各ポジションに2人ずつ招集しており、メンバー発表会見では所属クラブで出場時間が多くない長友のコンディション面を考慮したのかという質問も出たが、森保一監督は「長友のところにコンディション的な不安があるからプラスで招集したということではない。DFライン全体を考えて招集させてもらった」と否定した。

 今回の招集メンバーは通常時の23人よりも4人多い27人。森保監督は「中盤、前線も含めて、GKから各ポジションに1人ずつ多く招集した」と説明。オーストラリアまで長時間移動を強いられる欧州組のコンディションや、合流が遅れる選手もいることから27人体制となった。

 最終予選で先発出場が続く長友をめぐってはそのパフォーマンスを疑問視する声がファンやメディアからあがる中、2月1日のサウジアラビア戦(○2-0)でそうした批判を払拭するプレーを見せた。

 今季はまだクラブで先発出場のない長友だが、12日の広島戦(○2-1)は後半の45分間プレー。森保監督は「チームを機能させる、チームを勝たせる役割をまっとうできる部分は見させてもらったし、ハードに動けるのは確認できている」と評価し、「今週末の試合も含め、練習からいいパフォーマンスを発揮してもらい、試合に先発で出られるかどうか見ていきたい」と期待を寄せた。

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