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FC東京MF松木玖生がU-21日本代表招集! 大岩監督「サッカーに対する振る舞い、非常に高く評価」

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MF松木玖生

 FC東京の高卒ルーキーMF松木玖生(18)がU-21日本代表メンバーに“飛び級”選出された。大岩剛監督はオンライン会見で「彼のサッカーに対する振る舞いは非常に高く評価している」と招集の理由を語った。

 青森山田高の選手として、全国高校サッカー選手権に1年生から3年連続で出場。3年生のときにはキャプテンに就き、青森山田を3年ぶり3度目の優勝に導いた。高校卒業後はFC東京に加入。クラブ初となる高体連出身者での開幕スタメンメンバー入りを果たすと、2試合目ではフル出場を達成し、ここまで3試合すべてに出場している。

 松木は、7日から9日に行われたU-21日本代表候補のトレーニングキャンプでは招集外だった。指揮官はFC東京から新型コロナウイルス感染者を多く出していた状況を鑑み、「コンディションのところで、チームの活動もままならない状況でした」と呼ばなかった理由を明かす。だが、「直近のゲームも含めて、彼の質の高さ、チームにおけるパフォーマンスを見て、今回我々のグループに参加してほしいと招集させてもらいました」と改めて今回招集に至った。

 また、大岩監督は直近のパフォーマンスのみで判断したわけではないことも強調する。昨年4月に行われたU-18日本代表候補トレーニングキャンプで監督を務めた際に、松木も参加。そのときの印象が強かったことを語った。

「彼が当然、自チームで活躍していることももちろんなんですけど、個人的には昨年U-18を指導したときに彼をずっと見てきました。彼がどのレベルの選手で、どのように成長しているというのはずっと追っていますので、いま活躍している、旬であるのは当然ですけど、昨年からの彼のサッカーに対する振る舞いは非常に高く評価している。それだけじゃありませんけど、グループでやっていけるだろう、やってほしいと招集させてもらいました」

 U-21日本代表は20日に国内でトレーニングを行い、同日にドバイに出発。23日にU-23クロアチア代表、26日にはU-23カタール代表と対戦する。29日には順位決定戦が行われるが、松木はクラブ事情により27日にはチームを離脱する。

(取材・文 石川祐介)
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