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いざ初の国際大会へ! パリ五輪世代のU-21日本代表が国内で合流、軽めのトレーニングを行う

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U-21日本代表が国内で合流

 パリ五輪世代のU-21日本代表は20日、千葉県内で合流し、ランニングやボールを使った軽めのトレーニングを行った。同日には日本を発ち、ドバイへ。23日から29日に開催されるドバイカップU-23に参加する。

 日本サッカー協会(JFA)は20日、先週17日に発表されたメンバー27名から2選手の離脱を発表。MF鮎川峻(広島)とDF大畑歩夢(浦和)が負傷のため大会不参加となった。なお、追加招集は行われないという。

 ドバイ出発前に行われた国内でのトレーニングには12選手が集結。GK鈴木彩艶(浦和)、DF西尾隆矢(C大阪)、DFチェイス・アンリ(尚志高)、MF松村優太(鹿島)、MF川崎颯太(京都)、MF藤田譲瑠チマ(横浜FM)、MF田中聡(湘南)、MF松木玖生(FC東京)、FW藤尾翔太(徳島)、FW小田裕太郎(神戸)、FW鈴木唯人(清水)、FW荒木遼太郎(鹿島)が揃った。

 12名がピッチに出てくると、3グループに分かれて練習スタート。直近一週間の試合で長時間出場した西尾、川崎、田中、松木、小田、鈴木唯、荒木はストレッチの後にジョギングでピッチを回り、早めに終了した。

 鈴木彩は浜野征哉GKコーチとともにボールを使ったセーブの練習を集中的に実施する。出場時間が短かった松村、藤田、藤尾、そしてアンリの4名は羽田憲司コーチのもとで練習。ボールを使い、ダイレクトパスの回数で勝敗を決めるゲームを、笑い声も交えながら行った。

 大岩剛監督がピッチで見守る中、45分が経過すると鈴木彩、松村、藤田、藤尾、アンリの5名もそれぞれの練習を終えた。軽めのトレーニングで汗を流した選手たちは休息を取った後、そのままドバイに出発する。

 その他の国内選手は、所属クラブがきょう試合を実施するなどの理由で合流できず。DF木村誠二(山形)、DF加藤聖(長崎)、DF半田陸(山形)、DF鈴木海音(栃木)の4選手は1日遅れの22日にドバイで合流するという。海外組のGK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)、DF内野貴史(デュッセルドルフ)、MF斉藤光毅(ロンメル)も現地で合流する。

 今月から始動したU-21日本代表は、大岩監督体制で初の国際大会となるドバイ杯U-23に参加する。23日の第1戦でU-23クロアチア代表と、26日の第2戦でU-23カタール代表と対戦。29日に順位決定戦を行う。

■選手
▽GK
1 小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)※1
23 佐々木雅士(柏)
12 鈴木彩艶(浦和)

▽DF
17 成瀬竣平(名古屋)
18 内野貴史(デュッセルドルフ)※1
21 大畑歩夢(浦和/負傷により不参加)
2 西尾隆矢(C大阪)
16 木村誠二(山形)※3
14 加藤聖(長崎)※2
3 馬場晴也(東京V)
4 半田陸(山形)※3
25 鈴木海音(栃木)※2
27 チェイス・アンリ(尚志高)

▽MF
24 松村優太(鹿島)
15 川崎颯太(京都)
10 斉藤光毅(ロンメル)※1
26 鮎川峻(広島/負傷により不参加)
7 山本理仁(東京V)
6 藤田譲瑠チマ(横浜FM)
5 田中聡(湘南)
13 松木玖生(FC東京)※4
20 甲田英將(名古屋)※4

▽FW
22 藤尾翔太(徳島)※4
19 小田裕太郎(神戸)
11 細谷真大(柏)
9 鈴木唯人(清水)
8 荒木遼太郎(鹿島)

※1:ドバイで合流、解散
※2:22日にドバイで合流
※3:22日にドバイで合流、27日に離脱
※4:27日に離脱

(取材・文 石川祐介)
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