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森保Jが夏日のシドニーで初練習! 「20時間弱」“大移動”経た欧州組含む12人で始動

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シドニーで始動した日本代表

 日本代表は21日、カタールW杯アジア最終予選オーストラリア戦(24日)に向け、シドニー入り後初のトレーニングを行った。同日午前までに豪州入りした12選手が参加。ボール回しやパス&コントロールで軽めに汗を流した。

 日中は気温25度を上回った夏日のシドニー。午後5時にスタートしたトレーニングでも暑さは残り、選手たちはあふれ出る汗を拭いながら約1時間にわたってリカバリー調整した。練習前には在シドニー日本人サッカーコミュニティの約250人と写真撮影を実施。元日本代表FW田代有三氏が代表を務める現地の少年チーム『MATE-FC』からも選手が集まり、田代氏やFW長谷川悠コーチらも練習場に姿を見せた。

 トレーニングに参加したのは20日午前に入国したDF長友佑都(FC東京)、GK権田修一(清水)、DF佐々木翔(広島)、DF谷口彰悟(川崎F)、DF山根視来(川崎F)、FW上田綺世(鹿島)、GK谷晃生(湘南)と、同日夜に入国したFW浅野拓磨(ボーフム)とMF三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ)、21日午前に入国したDF中谷進之介(名古屋)、MF板倉滉(シャルケ)、MF田中碧(デュッセルドルフ)の計12選手。中谷、板倉、田中はトレーニングシューズでのジョギングにとどめ、他の9選手はスパイク姿でボールを使ったフルメニューをこなした。

 鳥かごでは長友が積極的に声を張り、経験の少ない選手が多くを占めるチームを鼓舞。欧州組は「20時間弱あったので長かった」(三笘)という厳しい長距離移動を経ての合流となったが、リラックスした表情を見せながらトレーニングに取り組んでいた。またフィールドプレーヤーが引き上げた後も権田と谷は下田崇GKコーチとともに追加メニューを実施。シュートストップの感覚を磨き上げていた。

 22日の練習からは非公開で行われ、新たにDF吉田麻也(サンプドリア)、MF伊東純也(ゲンク)、MF久保建英(マジョルカ)ら9選手が合流予定。一方、GK川島永嗣(ストラスブール)、MF柴崎岳(レガネス)、MF南野拓実(リバプール)、GKシュミット・ダニエル(シントトロイデン)、FW林大地(同)の5選手は23日の前日練習からの合流となる。

(取材・文 竹内達也)

日本人コミュニティーの人々と記念撮影

MF三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ)も合流

リカバリー後に話し込むDF板倉滉、DF中谷進之介、MF田中碧


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