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森保監督もバケツ両手に走る…吉田・久保ら9選手合流の日本代表、“アウェーの洗礼”にスタッフ総出で手作業散水

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バケツを両手に走る森保一監督

 日本代表は22日、カタールW杯出場権がかかる最終予選オーストラリア戦(24日)に向け、シドニーで2度目のトレーニングを行った。この日は新たに欧州組9選手が合流。報道陣やサポーターに公開された冒頭15分間ではジョギングやボール回しで調整し、その後戦術的なメニューに取り掛かったとみられる。

 新たに合流したのは21日夕に入国したMF遠藤航(シュツットガルト)とMF原口元気(ウニオン・ベルリン)、同日夜に入国したDF植田直通(ニーム)、MF守田英正(サンタクララ)、DF中山雄太(ズウォレ)、MF旗手怜央(セルティック)、22日早朝に入国したDF吉田麻也(サンプドリア)、MF伊東純也(ゲンク)、MF久保建英(マジョルカ)の合計9選手。試合が2日後に迫っていることもあり、合流選手も含む全員がスパイク姿で練習をスタートした。

 開始前には練習場のスプリンクラーが作動しない“アウェーの洗礼”も。20日のトレーニング前は無事に動いていたにもかかわらず、まさかのアクシデント発生となった。これを受け、森保一監督や反町康治技術委員長を含むスタッフ総出でバケツやジョウロを使い、手作業でピッチに散水。その甲斐あって、練習は定刻通りにスタートした。

 GK川島永嗣(ストラスブール)、MF柴崎岳(レガネス)、MF南野拓実(リバプール)、GKシュミット・ダニエル(シントトロイデン)、FW林大地(同)の5選手は22日夕から夜にシドニー到着予定。23日に試合会場のスタジアム・オーストラリアで行われる公式練習からの合流となる。

(取材・文 竹内達也)

円陣からトレーニング開始

ランニングで身体を起こす

体幹に刺激を入れるメニューも

ボール回しの途中で練習公開は終了

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