MF田中碧(デュッセルドルフ)が27日、日本代表活動中のオンライン取材に応じ、元『℃-ute』の鈴木愛理さんとの交際を認めた。同日早朝にスポーツ紙から報じられ、プライベートへの注目が高まる中、当初から出席が予定されていた取材対応の冒頭で「僕はいま鈴木愛理さんと交際させていただいております」と自ら切り出した。

　その一方で「代表活動中ですし、サッカーに集中したいし、彼女に迷惑をかけたくないので、これ以上話すことはないですけど」と笑顔。「サッカーの話を皆さんでしましょう!」と照れ笑いを浮かべながら報道陣に呼びかけ、カタールW杯最終予選ベトナム戦(29日・埼玉)に話を向けた。

　日本代表活動期間中といえば、2016年2月にDF長友佑都(当時インテル)が女優の平愛梨さんとの交際を報じられ、「僕は女優の平愛梨さんと真剣にお付き合いしています。自分自身にとって大切な人。『アモーレ』ですね。イタリア語で『愛する人』という意味です」という“アモーレ”発言で話題になっていた。

　田中も長友と同様、堂々とした対応を披露。出場権を獲得したW杯に向けて、ピッチ上でもさらなる期待が高まる中、「W杯という舞台ではベルギーなど世界トップクラスの相手と試合をしないといけないわけで、個人として何もできなかったということになると出ている価値がなくなる。世界トップの人と戦うために、クラブでより自分の力を伸ばしていかないといけない。自分のできるレベルも上げていかないといけない。世界の基準をブラさず、いまは追いついていないので、そこに向かって距離を縮められるかが大事。自分自身もやっていくしかない」と成長を誓っていた。

(取材・文　竹内達也)

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