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U-19代表候補、鳥栖DF中野伸哉が右サイドバックで新境地「難しさは感じていません」

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[4.27 練習試合 U-19日本代表候補 2-5 関東大学選抜]

「チームでは左が多いですけど、右も出来るのは武器だと思ってます」。DF中野伸哉(鳥栖)は自信満々に答えた。

 24日から4日間の日程で行われたU-19日本代表候補合宿。Jリーガーを中心に24人が招集されたが、右SBを本職とする選手は、DF西久保駿介(千葉)のみだった。

 そこで、「これからW杯予選を戦う中で、プラスアルファのポジションを出来る選手を選ばないといけない」と話す冨樫剛一監督は、左SBを主戦場とする中野に挑戦させた。

 これまでチームでも3バックの右に入ることはあったが、4バックの右はほとんど経験がなかった。それでも中野は「僕自身両方蹴れるので、難しさは感じていません」とキッパリと言い切ると、「どっちをやるか分からないけど、もっともっと攻撃的にやりたい」と貪欲な姿勢もみせる。

 20シーズンにクラブ年少記録を更新する16歳でJ1デビューを飾り、翌21シーズンにはJリーグ最年少となる開幕スタメン記録を更新。34試合に出場するハイパフォーマンスをみせた。

 しかし今季はJ1で9試合中6試合に出場しているものの、わずか数分間の途中出場が4試合とやや不本意な出だしとなっている。

 またその他の代表メンバーをみても、自チームで出場機会を掴めていない選手は少なくはない。「あまりみんな出れていないので、スタメンを勝ち取るところからやることが大事だと思います」。

 ただしきっかけ一つで飛躍を遂げる可能性をみんなが秘めている。来月中旬には同世代が久々に行う海外遠征、フランスで行われる同世代の国際大会、モーリスレベロトーナメント(旧トゥーロン国際大会)が控えている。「南米やアフリカの選手は身体能力も違う、どう勝つかを考えたときに連動性やアグレッシブさを出してやっていきたい」。目の前のチャンスは確実に掴んでいきたいところだ。

(取材・文 児玉幸洋)

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