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U-19日本代表、モーリスレベロトーナメント白星発進!! GK木村凌也が好守連発、MF北野颯太が決勝弾

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[5.31 モーリスレベロトーナメントC組第1戦 U-19日本 1-0 U-21アルジェリア フランス]

 U-19日本代表は31日、モーリスレベロトーナメントC組第1戦でU-21アルジェリア代表と対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は後半12分にMF北野颯太(C大阪)のゴールで先制した日本が逃げ切って、1-0の完封勝利を収めた。

 U-19日本代表は4-2-3-1のシステムを採用し、GKに木村凌也(日本大)、最終ラインは右からキャプテンマークを巻くDF中野伸哉(鳥栖)、DF菊地脩太(清水)、DF田中隼人(柏)、DF松田隼風(水戸)、ダブルボランチにMF山根陸(横浜FM)とMF宇野禅斗(町田)が並び、2列目は右からMF升掛友護(柏)、北野、MF山崎太新(筑波大)、1トップにFW横山歩夢(松本)が配置された。

 立ち上がりからアルジェリアにゴールを脅かされてしまう。前半10分に後方からのパスを受けてPA内に侵入したボルビナにシュートを打たれるも木村が右手1本でセーブ。さらに同11分にはカウンターから左サイドを突破され、DFベクーチェのラストパスからボルビナが決定的なシュートを放つ。しかし、果敢に距離を詰めた木村が体を張ってブロックしてゴールを守り抜く。

 その後も前半16分、同17分にボルビナに立て続けに枠を捉えるシュートを放たれる。しかし、どちらも木村がストップ。決定機を作られながらも、守護神の奮闘でゴールを許さずに試合を進める。

 なかなか攻撃の形を作れない日本は前半20分、山根の縦パスをPA内で受けた横山が右足で狙う。ボールは勢いよく飛び出したがGKマーチャウに弾き出されてしまう。さらに同アディショナルタイムには左サイドの山崎が送ったラストパスから横山が強烈なシュートを放つも、ポストを叩いてネットを揺らすには至らなかった。

 0-0のまま後半を迎えると、同10分に日本ベンチが動き、横山と升掛に代えて二田理央(FCヴァッカー・インスブルック)と屋敷優成(大分)を投入。すると、同12分に日本が試合を動かす。ルーズボールをPA内で拾った北野が落ち着いて左足のシュートでネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 1点をリードした日本は後半34分に山崎に代えてMF佐野航大(岡山)をピッチへと送り込む。同35分には絶体絶命の危機を迎えたものの、ゴール前でフリーになったボルビナがシュートをジャストミートさせられず、大きく外したことで失点を免れる。その後も圧力を強めるアルジェリアにゴールを脅かされながらも、後半44分の決定機を木村が顔面でストップするなど、最後までゴールを守り抜く。同アディショナルタイムには北野に代えてFW坂本一彩を投入し、逃げ切った日本が1-0の完封勝利を収めた。

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