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森保監督、主力選手は「基本的にブラジル戦で起用」パラグアイ戦では布陣変更も示唆

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日本代表森保一監督

 日本代表森保一監督が1日、キリンチャレンジカップ・パラグアイ戦(2日・札幌ド)の前日会見に出席し、これまでカタールW杯アジア最終予選で主力を担ってきた選手は次戦のブラジル戦(6日・国立)で起用する方針を明かした。パラグアイ戦はW杯最終予選を終えて最初のテストマッチ。W杯本大会に向け、これまで最終予選で出番の少なかった選手がテストされる見通しとなった。

 森保監督は前日会見で「パラグアイ戦ではこれまで試せなかった選手を中心に試すのか」という趣旨の質問を受け、「おっしゃるとおりの起用になっていくと思う」と返答。オフ明けの海外組と連戦中の国内組のコンディションに配慮する必要性を指摘し、「練習を見て決めたい」と含みを持たせつつも、「基本的にはブラジル戦でこれまで最終予選を戦ってきた軸となる選手を起用しようと思っている」と明言した。

 また森保監督はシステム変更の可能性も示唆した。2018年の森保ジャパン発足以降、基本的には4-2-3-1のフォーメーションで戦ってきたが、昨年10月のカタールW杯最終予選オーストラリア戦からは4-1-4-1(4-3-3)のフォーメーションが中心。そうした中、直近では2019年秋の欧州遠征カメルーン戦の後半や、パナマ戦の前半に使っていた3バック布陣のトライも示唆した。

 4-1-4-1で3ボランチを担ったMF守田英正(サンタクララ)の別メニュー調整が続いていることもあり、中心選手の起用も不透明な中、「アジア最終予選を戦っていて、4-1-4-1で中盤は戦ってきた中、選手たちをある程度固定していた。彼らが力を持っているのはもちろんだが、日本代表は他にも力を持っている選手がたくさんいる。怪我人が出ても、誰が出ても変わらない。チーム力が落ちないよういろんな選手を試せる」と指揮官。「システムのところは人がいないからではなく、違った形で試せそうと思った時には状況を見てやっていきたい。ミーティングでは4-1-4-1、4-2-3-1、3バック、いろんな可能性を含めて話している。状況を見てやったほうがよければやろうと考えている」と展望を述べた。

(取材・文 竹内達也)
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