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左SBに新たなライバル…中山雄太、代表デビューの伊藤洋輝から「学ぶ部分は多かった」

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パラグアイ戦は後半開始から途中出場したDF中山雄太

 新たなライバルの出現を前向きに捉えた。2日のパラグアイ戦(○4-1)は後半開始から左サイドバックで途中出場した日本代表DF中山雄太(ズウォレ)。前半、同じポジションで先発していたのがA代表初招集のDF伊藤洋輝(シュツットガルト)だった。

 同じレフティーながら186cmと自分より5cm大きい伊藤は高さの面でもアピール。代表デビュー戦ながらスピードに乗った攻撃参加からクロスでチャンスを演出する場面もあり、中山は「学ぶ部分がたくさんあった」と振り返った。

「どの選手の良い部分も盗もうと思っているし、同じポジションでプレーした分、学ぶ部分は多かった。そこは自分自身の成長につなげたい」

 自身が左サイドバックを務めた後半は精度の高いクロスでチャンスにつなげるシーンもあったが、得点には結びつかず。「僕自身、数字を残せるようなシーンはあったので、出来は良くなかったかなと思う。全体的にもっとできたなと」。DF長友佑都を含め、左サイドバックの争いは今後さらに激しくなりそうだ。

 合宿初日には柏時代にもチームメイトだったMF伊東純也と居残りで1対1の練習を繰り返す姿があった。柏時代から行っていた自主トレだそうで、代表合宿でも恒例だが、「僕自身、(伊東)純也くんとやることで間違いなく得るものがある」と感謝する。

「右利きの右サイドというのが稀有な存在で、スピードも海外の速い選手の中でも速い方だと思う。そういう相手に日常で触れられているのはポジティブな部分」

 最終予選突破のキーマンとなった伊東の成長については「スタイル自体は変わってないと思うけど、タッチミスがなくなって、繊細さが増してきている」と指摘。「縦の脅威だけでなく、中に切り込めて、左足のフィニッシュのクオリティーも上がってきている」。昔から何度となくマッチアップしてきたからこそ感じる変化もあるようで、「長くやってきた分、変わってきているんだなと。対峙することで自分の成長にもつながる」と話していた。

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