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過去3度の対戦で計10失点…対ブラジルへ吉田麻也「どれだけ0-0の時間を長くするか」

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自身4度目のブラジル戦に挑むDF吉田麻也

 世界最強の相手にどれだけ粘り強く戦えるか。日本代表DF吉田麻也(サンプドリア)は明日6日に迫ったブラジル戦(国立)を前にオンライン取材に応じ、「タフな試合になると思うが、どれだけ自分たちがやれるか。W杯に向けて良い準備をするためにも大事な試合になる」と意気込んだ。

 過去2分10敗と一度も勝ったことがないブラジルには現在5連敗中。吉田自身、過去に3度対戦経験があるが、毎試合FWネイマールにゴールを許し、0-4、0-3、1-3と完敗を喫している。

「3回対戦して、毎回3点以上取られているし、早い段階で点を取られるケースが多くて、前半で決着が付く試合が多かった」。12年10月16日にポーランドのブロツワフで対戦した際は前半12分に先制され、13年6月15日のコンフェデレーションズ杯では前半3分に失点した。直近の17年11月10日にフランスのリールで対戦したときも吉田がVARでPKを献上し、前半10分に先制点を許した。

「W杯本大会もそうだけど、こういう相手にどれだけ0-0の時間を長くするか。0-1になったとしても、そこで踏ん張って、何とか1点をもぎ取って勝ち点1にするサッカーをしないといけない」。カタールW杯でもドイツ、スペインという過去に日本が勝ったことのない強豪国と対戦する。

 カタールW杯に向けても試金石となる重要な一戦。「力の差は確実にある。どうやってハードワークで補っていくかが大事になる。立ち上がりに失点しないこと、0-0の時間を長くすること。失点せずに、どう最初の相手の勢いを止めるかが大事になる」と力を込めた。

(取材・文 西山紘平)

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