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ブラジル戦終えた森保Jがキリン杯へ再始動! 守田離脱で26人、中村憲剛氏の登場に吉田麻也は深々お辞儀

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中村憲剛ロールモデルコーチに深々とお辞儀するDF吉田麻也(サンプドリア)

 日本代表はキリンチャレンジカップ・ブラジル戦(●0-1)から一夜明けた7日、千葉県内でトレーニングを行った。左ふくらはぎ痛のMF守田英正(サンタクララ)がチームを離脱し、26人での活動となった。

 当初は午後にトレーニングを行う予定だったが、ブラジル戦後に午前へと時間変更。今回のシリーズはカタールW杯グループリーグと同様、中3日での試合が続いており、本大会へのシミュレーションも兼ねてリカバリートレーニングを設定したとみられる。

 森保一監督を中心に普段よりも長く円陣を組んだ後、トレーニングがスタート。ブラジル戦で先発したMF遠藤航(シュツットガルト)、MF田中碧(デュッセルドルフ)、DF板倉滉(マンチェスター・C)は室内でのトレーニングにとどめ、他の先発メンバーと後半45分間プレーしたMF鎌田大地(フランクフルト)もランニングなど軽いメニューとなった。ブラジル戦出場組がトレーニングを切り上げた後には、別のピッチで活動していたU-16日本代表の中村憲剛ロールモデルコーチが登場。元チームメートの板倉や田中、かつてA代表で共にプレーしていたDF吉田麻也(サンプドリア)と旧交を温めていた。

 ブラジル戦で出場時間の短かったFW前田大然(セルティック)、MF三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ)、MF堂安律(PSV)、MF柴崎岳(レガネス)、DF山根視来(川崎F)、出場のなかった選手は1時間強にわたって汗を流した。フィジカルトレーニング、ポゼッションゲーム、対面ロングキックなどで身体を動かした後、クロスからのシュート練習を実施。対人の競り合いは盛り込まれておらず、負荷を制限しながらプレー感覚を維持するメニューとなった。

 また5月30日の合流初日から別メニュー調整が続くDF冨安健洋(アーセナル)はこの日も全体練習には加わらず、トレーナーと二人三脚で身体を動かした。ランニングではフィールドの縦幅(約105m)をスプリントするシーンもみられるなど、順調な回復ぶりを見せていた。

 日本代表は10日、ノエビアスタジアム神戸で行われるキリンカップ初戦でガーナ代表と対戦する。

(取材・文 竹内達也)
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