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左サイドを制圧!! 1ゴール1アシストの三笘薫「ゴールにつながるクロスを考えていた」

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日本代表MF三笘薫

[6.10 キリン杯 日本 4-1 ガーナ ノエスタ]

 左サイドで存在感を放った日本代表MF三笘薫。1ゴール1アシストと結果を残し、カタールW杯本大会に向けてアピールを成功させた。

「相手があまりボールに来ない分、うまく散らしながらスペースができると思った。そこで数的優位を作りながらやろうと思っていた」と試合後のインタビューで振り返ったように、4-3-3の左ウイングの位置に入ると躍動。ボールを受けると、対面する相手との駆け引きを制して好機を生み出した。

 前半43分にガーナに1-1と追い付かれたものの、この男の右足が嫌な流れを断ち切る。前半アディショナルタイム、左サイドから中央に切れ込んで右足のクロスを供給。クロスに対してFW上田綺世とMF堂安律が反応し、相手守備陣の注意を引き付けたこともあったが、ボールはそのままゴールマウスに収まって勝ち越しとなるゴールが生まれた。

「ゴールにつながるようなクロスを試合前から考えていたし、逆サイドから律や綺世が飛び込んでくれたおかげだと思う」と仲間への感謝を示した。さらに後半28分には左サイドをえぐって巧みに右足アウトでラストパスを送り、MF久保建英のA代表初ゴールをお膳立て。持ち味を発揮して1ゴール1アシストと結果を残した。

 14日にはキリン杯制覇をかけて、チュニジアと対戦する。「W杯に出る相手だし強敵なのでしっかり分析して、今日のようにミスを少なくしてしっかり勝って優勝したい」と意気込みを示した。


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