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冨安健洋が初のフルメニュー合流!! 5対5ゲームで攻撃参加から得点、キリン杯決勝で実戦復帰なるか

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DF冨安健洋がフルメニュー合流

 日本代表は11日、キリンカップ決勝のチュニジア戦(14日・パナスタ)に向けて大阪入りし、24選手でトレーニングを行った。DF冨安健洋(アーセナル)が今回の活動で初めてフルメニューに合流し、チュニジア戦で実戦復帰する可能性が浮上した。

 昨年末以降、両ふくらはぎの負傷で戦線離脱が続いていた冨安は、5月16日に行われたプレミアリーグ第37節のニューカッスル戦で右太もも裏を負傷。30日に始まった代表合宿に合流していたが、全体練習から離れての別メニュー調整が続いており、2日のパラグアイ戦(○4-1)、6日のブラジル戦(●0-1)、10日のガーナ戦(○4-1)ではいずれもメンバー外だった。

 8日のトレーニングから鳥かごやパス&コントロールのメニューに部分合流していた冨安はこの日、ガーナ戦のサブ組とともに5対5のポゼッション練習や、5人一組での攻撃練習、5対5のミニゲームに参加。合宿13日目で初めてフルメニューをこなした。

 5対5のミニゲームで冨安はDF長友佑都、MF南野拓実、MF田中碧、FW古橋亨梧と同じビブス組を構成。DF中山雄太、MF原口元気、MF鎌田大地、FW浅野拓磨、FW前田大然のビブスなし組と対峙し、積極的な攻撃参加からゴールも決めていた。

 なお、この日はガーナ戦で左足を踏まれたFW上田綺世、背中を踏まれたMF伊東純也が大事を取って休養。その他の先発メンバーと後半開始からピッチに立ったDF板倉滉の11選手はランニングなどのリカバリーメニューを終え、練習を引き上げた。

 練習後には長友、原口、古橋、南野、鎌田、田中がワントラップから素早くミドルシュートを打つ意識の居残りシュート練習を実施。ここまで唯一出番のないGK大迫敬介(広島)が下田崇GKコーチのもと、激しいシュートストップの特訓を行っていた。

 日本代表は14日、パナソニックスタジアム吹田でチュニジア代表と対戦。奇しくも2002年の日韓W杯で決勝トーナメント進出を決めた同じ日に同じ相手と、同じ大阪(日韓W杯は長居陸上競技場)で戦うことになる。

(取材・文 竹内達也)

ガーナ戦先発メンバーはリカバリー

森保一監督と片野坂知宏監督(G大阪)が再会

MF堂安律も片野坂監督と話し込んでいた


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