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ノエスタ凱旋での“ある光景”にFW古橋亨梧「手を振りながら思わずすごいなと…」

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日本代表のFW古橋亨梧(セルティック)

 日本代表のFW古橋亨梧(セルティック)が13日、報道陣のオンライン取材に応じ、キリンカップ・ガーナ戦が行われたノエビアスタジアム神戸で見た光景を振り返った。古橋は2018年夏から21年夏にかけてヴィッセル神戸でプレーしており、1年ぶりの凱旋を心待ちにするサポーターが大勢詰めかけていた。

 10日のブラジル戦に先発起用されていた古橋はガーナ戦では出番なし。大一番に出場したことで代表チームにおける序列の高さを感じさせた一方、凱旋出場とはならなかった。それでも「まずは勝ったことが一番。チームとして4点取ったことが個人としてすごくいい刺激になった」と笑顔で振り返った古橋は、試合後に見た光景を感慨深そうに語った。

「たくさんの人がユニフォーム、タオル、ゲーフラを持ってきてくれたのでめちゃくちゃうれしかった」

「プレーはできなかったけど、たくさんの人がユニフォームを掲げてくれてすごくうれしかった。手を振りながら思わずすごいなと言っちゃった」

 試合前日の公式練習では他の選手に先駆けて真っ先にピッチに姿を現し、スタンドを見渡しながらボールに触れていた古橋。「1年前に見ていた景色が見られたので懐かしく思いながら、バスに乗りながらホテルに着いた時も懐かしいなと思いました」。出場時間はなくとも、万感の神戸凱旋となったようだ。

 そうした刺激を胸に、14日のキリンカップ決勝・チュニジア戦では出場の可能性大。ブラジル戦で感じた課題も意識しながら臨もうとしている。

「ブラジルと対戦した感覚は勉強になったので、練習の中で変えていければと思って練習している。次の試合で完璧に出せるかはわからないけど、自分の中でモノにしながら、自分の良さを出してゴールを決められたら」

 居残りでのイングランド式シュート練習ではともにゴールに向かったMF南野拓実、MF鎌田大地ら欧州トップレベルでプレーする選手たちにも引けを取らないシュートを連発中。「準備はできている」と前を見据える古橋は「試合に出れば結果を残すため、チームが勝つために頑張りたい」と意気込みを語った。

(取材・文 竹内達也)
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