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3試合フル起用は期待の表れ、伊藤洋輝のミスに森保監督「チャレンジしたことを認めたい」

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A代表初招集で3試合にフル出場したDF伊藤洋輝

[6.14 キリン杯決勝 日本0-3チュニジア パナスタ]

 A代表初招集で4連戦のうち3試合にフル出場した日本代表DF伊藤洋輝(シュツットガルト)だが、2日のパラグアイ戦(○4-1)に続いて失点に絡むシーンがあった。

 後半8分、チュニジアは自陣からDFビレル・イファがロングボールを放り込むと、伊藤がかぶってしまい、MFアニス・ベン・スリマンからのスルーパスにFWタハ・ヤシン・ケニシが抜け出し、DF吉田麻也のファウルでPKを与えてしまった。

 森保一監督は「ガーナ戦でも同じような状況があったので、この経験を持って彼には修正してもらいたい」と要求しつつ、クラブと代表でシステムが異なることに言及した。

「所属チームでは3バックの左センターバックをやっているということで、少しサイドへのアプローチが遅れるところはトレーニングの中でもあったし、実際にゲームでも起きている」

 代表では左サイドバックでの起用が続いており、練習の中からそのことは伊藤に伝えているという。「所属チームでやっているポジションと代表でやるポジショニングは変わってくるかもしれないので、使い分けながらプレーしてほしいと話した」と明かし、何よりもチャレンジしてのミスであることを強調した。

「入れ替わられたり、遅れながら行って外されたりという状況になっていたと思うが、DFラインにとどまっているだけで何もチャレンジしないよりは、ここだというところでチャレンジしてくれたことを認めてあげたい」。そう擁護したうえで、「次に同じようなミスが起きないように、彼には個人的にアプローチしていきたい」と、直接コミュニケーションも取っていくつもりだ。

(取材・文 西山紘平)

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