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E-1選考に反町技術委員長「国内最強のメンバーで」期間中にパリSG来日も「代表優先」

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 日本サッカー協会(JFA)の反町康治技術委員長が16日、技術委員会後に報道陣のオンライン取材に応じ、7月に日本で開催されるEAFF E-1選手権の男子チームの招集方針について「タイトルがかかった大会なので、国内最強のメンバーで行くのは間違いない」と述べた。

 中国が開催権を返上したE-1選手権は7月19日から27日にかけて日本で開催。男子は日本、韓国、中国、香港、女子は日本、韓国、中国、台湾が出場する。国際Aマッチウィーク期間ではないため、欧州クラブが招集に応じる義務はなし。そのため日本は国内組でのみ臨むことになる。

 男子はカタールW杯をわずか4か月後に控える中での大会。すでにメンバー選考の大枠は定まっており、選手選考の位置付けは難しくなる。それでも反町技術委員長は「違う大会に向けてという方針でやっていくのは絶対にない」と断言。「国内最高のメンバー選考とそれに付随してW杯につながるメンバー選考だと理解している。森保監督にもそう以前からお願いしている。ラージグループのメンバーをもらっているし、そうじゃないとおかしい」とW杯を意識した選考を行っていく姿勢を強調した。

 この間、J1リーグ戦は中断期間となるが、浦和レッズ、川崎フロンターレ、ガンバ大阪の3クラブはパリSGとの親善試合を実施。そうした中、E-1選手権の招集メンバーはFWリオネル・メッシ、FWネイマール、FWキリアン・ムバッペ擁するフランス王者との対戦に出場することができない。

 反町技術委員長は「この期間は代表活動が優先。それはシーズンの最初の時にも各クラブの強化担当と話をさせていただいているし、J1の試合は入っていない。なぜ入っていないかというと代表を優先して活動するのが前提だから」としつつ、「3クラブはパリSGと試合があるかもしれないが、代表に選ばれた場合は代表活動を優先する。クラブもそれを前提にマッチメークをされたと思う」と背景を語った。

(取材・文 竹内達也)
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