beacon

長友、大迫、酒井はE-1選外か…森保監督「これまでW杯に出場した選手は招集しない方向で」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 日本代表森保一監督が21日、報道陣のオンライン取材に応じ、7月のEAFF E-1選手権では「基本的にはこれまでW杯に出場してもらった選手は招集しない方向で行こうと思っている」と招集方針を語った。A代表経験の少ない選手を新たに融合し、カタールW杯や本大会後に向けて層の厚みを加えていく構えだ。

 E-1選手権は国際Aマッチウィーク期間外に行われるため、招集できるのは前例どおり国内組のみ。「現在のラージグループの中では、完全に国内組の選手だけで考えている」と前提を述べた森保監督は、報道陣の質問に答える形で「W杯に参加したことのある選手たちは招集を見送っていくという基本的な考えを持っている」と招集プランを明かした。

 カタールW杯本大会を4か月後に控える中でのA代表活動。過去のW杯で主力を担ったDF長友佑都(FC東京)、FW大迫勇也(神戸)、DF酒井宏樹(浦和)の招集も考えられる中、指揮官は「最終的にまだ決めているわけではないが、他の選手にチャンスを与えたいと思っている」と選出を見送る構えだ。

 メンバー構成については「基本的にはカタールW杯に向けてメンバーに入っていく可能性のある選手たちと、J1リーグでレギュラーとして試合に出ている選手。そして先日U23アジアカップを戦った選手たちの中からもA代表に来てもらうようにとリストアップはしている」と森保監督。「Jリーグの最強チームで行くのか、未来を見据えてやっていくのか、いろんなことを考えてやっていかないといけない。どこだけを基準にというのは難しい」と述べつつ、「今回はW杯が目の前にあるので、選手が目標としているところに向けてE-1でチームづくりをして、最終的にメンバーをどうするかを考えつつ、未来に向けても考えていくメンバー構成をしたい」と意向を語った。

(取材・文 竹内達也)
●EAFF E-1選手権2022特集ページ
★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
2022W杯カタール大会特集ページ
★全64試合の日程&テレビ放送をチェック!!
2022W杯カタール大会日程&TV放送

TOP