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今季J1未出場も…19歳でA代表デビューのGK鈴木彩艶に森保監督「浦和には日本代表レベルのGKが2人いる」

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19歳でA代表デビューとなったGK鈴木彩艶

[7.19 E-1選手権 日本6-0香港 カシマ]

 19歳でのA代表デビューとなった日本代表GK鈴木彩艶(浦和)は果敢な飛び出しでピンチを未然に防ぐなど、落ち着いたプレーでチームの完封勝利に貢献した。

 日本がボールを保持する時間が長く、守備機会はそれほど多くなかったが、高い集中力を発揮。森保一監督も「勇気を持った、良い飛び出しからピンチを防いでくれたと思うし、攻撃ではボールを受けたあとに早く展開しようと、意識的に周りの選手を使ったクイックフィードでチームにリズムをもたらしてくれた」と評価した。

 東京五輪にもバックアップメンバーとして招集されたパリ五輪世代の19歳は、U-21日本代表の一員として6月にウズベキスタンで行われたAFC U23アジア杯に出場。守護神としてチームの3位入賞に貢献した。

 所属する浦和では今季、まだリーグ戦で出場機会はないが、ACLでは4試合に先発。「アジアの戦いの中でハイパフォーマンスを見せているということで招集した」(森保監督)と、クラブでも代表でも国際大会の経験を積んでいること、そして何より将来性を期待されてのA代表初選出となった。

 浦和で絶対的な守護神として君臨するGK西川周作ではなく、鈴木を招集した背景についても森保監督は言及。「自チームでリーグ戦に出ていないという部分では、位置付けとしてセカンドキーパーかもしれないが、西川周作もここにいてもおかしくない選手。浦和には日本代表レベルのキーパーが2人いるということ。その中で今回は(鈴木)彩艶を選ばせてもらったと考えてもらっていい」と説明した。

(取材・文 西山紘平)

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