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“国内組”森保J、初の26人全員集合トレーニング!! 広島勢6選手らがミニゲームで出番アピール

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 日本代表は21日、EAFF E-1選手権の第2戦・中国戦(24日・豊田ス)に向け、千葉市内でトレーニングを行った。17日の始動以来、初めて全26選手が全体トレーニングに参加。19日の香港戦(○6-0)で出場時間の短かった選手や出場しなかった選手は、7対6のミニゲームなど強度の高いメニューにも取り組み、約1時間半にわたってみっちりと調整した。

 19日に香港戦を終えた後、20日のトレーニングはリカバリーメニューのみで終えた日本代表。GK大迫敬介(広島)、GK谷晃生(湘南)の2選手はピッチ上で激しいGK練習をこなしていた一方、香港戦で先発したGK鈴木彩艶(浦和)や他のフィールドプレーヤーの計24人は練習場周辺のウォーキングや、ピッチ上でのストレッチにとどめていた。

 そのため、ピッチ上で全員が揃ってトレーニングをするのはこの日が初めてだった。試合前日の18日の合流となった大迫、DF佐々木翔、DF荒木隼人、MF野津田岳人、MF森島司、MF満田誠の6選手は香港戦で出番なし。合流初日には前日にJ1リーグ戦を終えたばかりにもかかわらず、代表チームの紅白戦に入り、戦術面の理解も急ピッチで進めてきたという。

 この日は全員でのランニングや鳥かご、グループごとのパス回しで身体を動かした後、6対6(フリーマン2人+GK2人)を実施。チーム分けは以下のとおりだった。

▼ビブス組
野津田(→橋本)、中谷、大南、森島、岩崎、満田、GK谷(→鈴木)

▼ビブスなし組
佐々木、宮市、脇坂(→橋本)、小池、荒木、細谷、GK大迫

▼フリーマン
橋本→脇坂→野津田、鈴木→谷

 このメニューを終えると、香港戦で先発していたフィールド10選手はトレーニングを終了。香港戦でのサブ組は攻撃陣と守備陣の二手に分かれ、個別のメニューをこなした。攻撃側は左、中央、右のポジションにアタッカー陣がそれぞれつき、球出しを担ったMF野津田岳人}(広島)とMF橋本拳人(ウエスカ)のパスから次々にシュートを狙った。また守備側は4バック+GK+アンカーの6人でビルドアップやラインコントロールを確認していた。

 最後は攻撃陣と守備陣が合流し、タッチ制限がついた7対6のミニゲームを実施。以下のような布陣で短く時間を区切って行われた。

▼1本目
[ビブス]
    細谷
脇坂      宮市
    橋本
佐々木 荒木  小池
    大迫

[ビブスなし]
    満田
森島      岩崎

 岩崎 中谷 大南
     谷

▼2本目
[ビブス]
    満田
森島      岩崎
    野津田
 橋本 中谷 大南
     谷

[ビブスなし]
    細谷
脇坂      宮市

佐々木 荒木  小池
    鈴木

(取材・文 竹内達也)

MF相馬勇紀と話し込んでいた森保一監督

7対6のミニゲームなど戦術的なメニューも

MF満田誠(広島、写真左)が全体練習でアピールした


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