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前回大会の悔しさは忘れない…佐々木翔「僕の照準はこの大会で優勝することに合わせている」

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日本代表DF佐々木翔(広島)

 国内組で構成された今回、日本代表に名を連ねたDF佐々木翔(広島)は「しっかりアピールしたい」と気を引き締めている。

 3月のカタールW杯アジア最終予選では招集メンバーに選出された。しかし、ピッチに立つ機会は訪れず、続く6月シリーズでは招集外となった。当時を振り返り、「素直に悔しかった。(6月シリーズは)4試合あったし、その前の招集のとき(3月)も試合に出れずに帰ったので、もどかしい気持ちがあった」と語った。

 19日に行われたEAFF E-1選手権・第1戦香港戦では試合前日に合流したこともあり、出場機会はなかった。「コンディションはバッチリ」と話したように、24日の第2戦・中国戦でピッチに立つ可能性は高い。「自分の良さを出すことが重要。対人の部分、人に強い部分、ボールを奪う部分は自信があるところだし、そこは僕の魅力だと思う。プラスアルファで攻撃の部分やつなぎの部分で良さを発揮できればと思う」とプレーイメージを膨らませている。

 今大会は、11月に開幕を迎えるカタールW杯に向けて、ラストのアピールの場となる。「W杯が非常に大きなもので、この先にあるのは分かっている」と語ったように、W杯出場はサッカー選手として大きな目標の一つとなる。しかし、「僕の照準は、この大会で優勝することに合わせている」とキッパリ。

 19年に開催された前回大会では最終戦で韓国に敗れてタイトルを逃した。そして、佐々木はその韓国戦でピッチに立っていた。悔しさは忘れない――。「僕個人として、前回この大会を失っているので、優勝して結果を出すことにフォーカスしている。優勝して結果を出した延長線上に、自分が良いパフォーマンスをすればW杯に食い込める可能性があるのは間違いないけど、僕の照準はこの大会で優勝することに合わせているし、そこに全力を注いでいきたい」と力を込めた。

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