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“残り2試合”に懸ける思い…脇坂泰斗「自分のキャリアの分岐点だと思って」

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日本代表MF脇坂泰斗(川崎F)

 与えられた時間は26分間だった。日本代表MF脇坂泰斗(川崎F)は「もっともっとできると感じた」と4日前を振り返った。

 19日に開催されたEAFF E-1選手権・第1戦の香港戦。ベンチスタートとなった脇坂がピッチに送り込まれたのは、後半19分だった。今回、メンバーに選出された際に思い描いていたことがある。

「チャンスは限られている中で、得点のところやアシストのところ、それにプラスして前と後ろをつなぐ役割、ボールを受けてさばくところは自分の良さでもあるので、そういう部分をアピールしたい」

 4-2-3-1のトップ下の位置に入ると、巧みなポジショニングでボールを呼び込み、的確にさばいてリズムを生み出す。しかし、自身は「もっともっとできると感じた」語ると、反省点を口にした。

「全体で準備する時間は短かったけど、もっと攻撃のところで厚みのある攻撃を自分のところから出せたのでは、もう少しゴールに迫るプレーが必要だったという反省点はあります。もっとシンプルにはたいて、もう一度受けるとか、勝負のパスを出すとか、チャレンジをもっとしても良かった」

 24日に中国戦、そして27日には韓国戦を迎える。国内組で構成された今大会。まずはタイトルを獲得し、個人のアピールを成功させることが、カタールW杯メンバー入りの可能性を広げることへとつながる。「ラストチャンスだと思って、自分のキャリアの分岐点だと思って、日本代表のE-1優勝のために自分の力をピッチに置いてくる」と気合いを入れ直した。

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