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インハイを糧にシュートシーン増やす動き。市船の2年生エースFW郡司璃来がU-17代表で3戦連発!

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後半1分、3試合連続ゴールを決めたFW郡司璃来(市立船橋高、左)をU-17日本代表のチームメートが祝福する

[8.11 Balcom BMW CUP第3日 U-17日本代表 5-1 クラブ・レオンU-18 広島広域公園第一球技場]

 名門・市立船橋高の2年生エースがU-17日本代表で結果を残した。FW郡司璃来(JSC CHIBA出身)は後半開始から出場。すると1分、敵陣PA近くでMF行友翔哉(愛媛U-18)がインターセプトし、中央の郡司へパスを通す。背番号11は正確なコントロールから右足シュートを難なくゴールへ流し込んだ。

 この日のゴールについては「ごっつあんです」と微笑。それでも、同じく交代出場した初戦でのゴールから、3戦連発だ。この活躍は、無得点で2回戦敗退に終わったインターハイの反省が活かされてのモノだった。

「(インターハイは)シュート打つシーンが全然無かったです。もっとゴール前での動き出しだったり、もっとこだわらないとシュートシーンは生まれないと思う。一つ一つのプレーだったり質を上げていかないといけない」。ゴールを決めるために何をすべきか。もう一度見つめ直し、取り組んだ成果を代表チームで発揮した。

 今回は、パスの質や強度についても改めて学ぶ活動に。高体連から唯一U-17代表入りしたFWは、代表定着への意欲、頑張りも結果に結びつけた。「どのタイミングで出ても絶対に点を決めるという気持ちで臨んでたので決めれて良かったです」。テクニックとアイディアを駆使したドリブル、タイミングの良い抜け出しも武器。注目FWは代表チームでの活躍を自チームでのプレーに繋げる。

「インターハイで全国出たのは嬉しかったんですけれども、結果2回戦で負けてしまったので、それを選手権で返せるように、まずは県で優勝して全国に出たいです」。今大会のように決め続けて目標を達成する。

後半1分、右足シュートを落ち着いてゴールへ流し込み、5-0

(取材・文 吉田太郎)

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