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U-19日本代表の中心選手へ、FW坂本一彩が納得の2ゴール

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3本目35分、U-19日本代表候補FW坂本一彩(G大阪)が右足シュートを決め、5-0

[8.17 練習試合 U-19日本代表候補 5-0 U-19ベトナム代表]

 03世代の中心選手へ、アピールの2発だ。FW坂本一彩(G大阪)は、U-19日本代表候補合宿最終日のU-19ベトナム代表戦で3本目から出場。7分にMF熊取谷一星(明治大)の左クロスを頭でゴールへ沈める。

 その後も、代表チームで特に仲が良くなったというFW横山歩夢(松本)との連係から、クロスバー直撃のシュートを放つなど相手ゴールを脅かす。そして35分、右中間でパスを受けると味方選手の動きを囮にして、正確な右足シュート。唯一2得点を決め、試合を終えた。

 G大阪ユースに所属していた昨季、プレミアリーグWEST13試合に出場し、15得点。開幕時目標に掲げていた得点王のタイトルを獲得した。今季、G大阪トップチームへ昇格し、J1でゴールも決めている。

 そのストライカーはこの日、得意とするドリブルでの仕掛けや前からのプレッシングなど結果以外の部分でも存在感。「自分の持ち味である背後への抜け出しやゴール前の仕掛けというのはアピールできたと思うので、良かったと思います。自分の良さは出せたと思います」と胸を張った。

 その坂本はU-19代表の中心選手として活躍することを目標に掲げる。「自分が19の中心選手として活躍できるように、大会(U20アジアカップ予選、9月)までまだ時間があると思うので、自チームで結果を残しながらメンバーに入れるように頑張りたい」。U20アジアカップ予選は23年U-20ワールドカップのアジア1次予選を兼ねる。世界へ繋がる大会で結果を残し、自身の将来を切り開く。

(取材・文 吉田太郎)
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