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日本代表の新ユニフォーム発表!! コンセプトは「ORIGAMI」アウェーパンツに史上初のブラック採用

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 アディダス・ジャパンは29日、今年11月開幕のカタールワールドカップで日本代表が着用するユニフォームを発表した。“新戦闘服”のコンセプトは「ORIGAMI(折り紙)」。日本の伝統手芸に祈りを込め、日本サッカーの歴史が刻まれた地・ドーハでの大舞台に挑む。

 カタールW杯で史上初のベスト8入りを狙う日本代表。7大会連続7回目の夢舞台には「折り紙」をモチーフとした新戦闘服で挑むことが決まった。

 日韓共催となった2002年W杯の決勝戦後には、勝者を祝う約270羽の折り鶴が日本の空に舞い上がった。ORIGAMIはこれまで「山あり、谷あり」の歴史を経て、進化を続けてきた日本サッカーの「祈りの象徴」。かつてドーハの悲劇や2011年のアジアカップ制覇を経験したドーハの地にふさわしいコンセプトとなった。

 ホームユニフォームは「ジャパンブルー」を基調に、ホワイトでORIGAMIのグラフィックデザインが描かれた。これまでのユニフォームでは日の丸が左胸に刻まれていたが、今回は「国を背負う」「サポーターの応援が背中を押す」というメッセージを込め、背中部分に配置されている。

 また首の内側部分には赤いパネルが刻まれた。これはドーハでアジア杯制覇を成し遂げた2011年版のユニフォームに着想を得たデザインで、ユニフォーム前部に大胆に配置されていたパネルが内部に移された形だ。背番号はイエローを採用。「テレビやモバイル画面越しでの視認性の高さ」も踏まえて用いられたという。

 アウェーユニフォームはシャツがホワイトで、パンツは史上初めてブラックが採用された。ホームユニフォーム同様、ORIGAMIをコンセプトに開発されたグラフィックが袖部分を中心に描かれている。また「アナグリフ」という青と赤を重ねることで立体的な印象を与える手法が採用されており、ORIGAMIが幾層にも重なって見えるデザインとなった。

 オーセンティックユニフォームは、クーリング効果を発揮する冷却テクノロジーの『HEAT. RDY』とエンブレムを熱転写した軽量化設計が特徴。脇下に通気性に優れたメッシュインサートを採用し、『HEAT. RDY』の機能をサポートする。また生地素材は、プラスチックゴミゼロの未来を目指し、ユニフォーム全体で40%以上のリサイクル素材が使用されている。

 日本代表は9月23日にドイツ・デュッセルドルフで行われるキリンチャレンジカップ・アメリカ戦から新ユニフォームを着用する予定。29日午後3時からアディダスオンラインショップ、全国のアディダスフットボール取扱店舗にて先行販売がスタートする。価格はオーセンティックユニフォームの半袖が17,600円、同長袖が18,700円、レプリカユニフォームは11,000円、同キッズは8,250円(いずれも税込)。一般販売は9月12日に始まる。





▼サッカー日本代表2022ユニフォームのサイトはこちら
https://shop.adidas.jp/football/jfa/

(取材・文 竹内達也)

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