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左サイド起用には驚きなし? 久保建英「そもそも試合に出たことのほうが驚いた」

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MF久保建英(ソシエダ)

 キリンチャレンジカップ・アメリカ戦(○2-0)では対面のDFセルジーニョ・デスト(ミラン)に押し込まれ、守備のタスクに追われる時間も短くなかったMF久保建英(ソシエダ)。試合後には「不本意だったけど、チームの勝利のために僕はひとつのピースでしかない」と葛藤を明かしていたが、左サイド起用自体は前向きに受け止めていたようだ。

 25日の練習後、囲み取材に応じた久保は「どこのポジションで出たいと言うわけじゃなく、それを決めるのは監督」とした上で、左サイド起用については「僕はそもそも僕が試合に出たことのほうが驚いたので、ポジションは気にしていなかった」と指摘。むしろ「クラブで前目のポジションでプレーしつつも、左に流れることがここ最近は多かったので、僕の試合をちゃんと見てくれているんだなと好印象だった」と振り返った。

 アメリカ戦では守備のタスクに尽力し、カウンターの起点にはなっていたものの、得意のポゼッション攻撃から持ち味を発揮する場面は限定的だった。それでも久保は強気な言葉を口にした。

「次の試合でチャンスがあればそういったところを狙っていきたいが、自分の攻撃の部分はみんなわかってくれていると思うので、今さら1試合守備に追われたからといって『攻撃どうなの?』と言われても、『いやいや試合見てないの?』ということになる。そこは自信を持っていけたらいいかなと思う」。アメリカ戦の役割を重く受け止めすぎず、視線はすでに前を向いていた。

(取材・文 竹内達也)
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