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川島永嗣が考えるカタールW杯の選手起用「今までのW杯とは違う」

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GKトレーニングに励む川島永嗣(ストラスブール)

 個のアピールをしつつ、チームのタスクを高いレベルでこなすという意識がメンバー全体に浸透してきた森保ジャパン。4度目のW杯出場を目指すGK川島永嗣(ストラスブール)の目にも、若手を含めたチーム全体が一歩ずつ前へ進んでいるように見えているようだ。

「より自主性が出てきてるかなっていうのはあります。若い選手も所属チームで試合に出たりと、いろんな結果を出したりする中で、自信もついてきてると思います。代表チームでやっている時間も長くなってきているので、それぞれがピッチの上でも私生活でも、自主性をしっかり出せてるんじゃないのかな」

 チームの雰囲気を聞かれ、そう説明する。

 今回のW杯ではフィールド選手の心理面でこれまでと違う雰囲気になるという印象も持っている。理由は代表メンバーが23人から3人増えて26人になるものの、交代枠が5つあるため、出場するチャンスが増えそうだからだ。

「考え方によると思いますけど、交代枠や選べるメンバーの人数も含めて今までのW杯とは違うし、今のサッカーにおいてスタートの11人だけでは90分のゲームは戦えない。W杯になればトーナメントになってより長い時間を戦わなければいけない」

 そう指摘する川島は「出られる選手は増えてるわけだし、最初から出なくても途中から出られるチャンスがある。3枠だけの時より、ストレスという意味では昔よりは少ないんじゃないのかなと思う」。ターンオーバーを試すことになると見られるエクアドル戦。「それぞれが出たポジションでどれだけのパフォーマンスを出せるかということが、チームにとって大きな課題だと思う」と語った。

(取材・文 矢内由美子)
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