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決定機続くもA代表初ゴールならず…次こそは上田綺世「ああいうのも結果に結びつけるのが自分の武器」

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日本代表FW上田綺世(セルクル・ブルージュ)

[9.27 キリンチャレンジ杯 日本0-0エクアドル デュッセルドルフ]

 後半45分間のプレータイムが与えられたものの、日本代表FW上田綺世(セルクル・ブルージュ)のA代表初ゴールはお預けとなった。

 試合後、上田は「戦うところだったり、インテンシティのなかでパフォーマンスを発揮するという点では日本にいた時より高いインテンシティでできているぶん、ぶつけるところ、スピード感で後れを取ることはなかった」と欧州での成長に手応えを口にしつつも、「ただその中で圧倒する、ボールをキープする、シュートまで持っていくところは、惜しいシーンはあったけど、もっと回数を増やしていかないといけない」と課題を見つめた。

 上田の言葉どおり、強度の高いエクアドルに対してチャンスがなかったわけではない。後半25分には左サイドを切り裂いたMF相馬勇紀(名古屋)のクロスにニアサイドで反応し、体幹を活かしてヘディングシュートを放つも枠外。同34分にはMF堂安律(フライブルク)のシュートのこぼれ球に詰め、ここでも頭で捉えたが、GKに収められた。

 同じ東京五輪世代で、かつて鹿島で共にプレーした経験もある相馬とのホットラインが結ばれた場面について「難しいボールではあったけど、ああいうのも枠に飛ばして、結果に結びつけられるのが自分の武器」と悔しそうに振り返った上田。「もっともっと徹底して、細かいところだけどああいうのを沈められるようにしていきたい」。W杯まで残り2か月、ベルギーリーグでさらに得点感覚を研ぎ澄ませていく。

(取材・文 竹内達也)
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