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右膝負傷の田中碧、合流初日は別メニューも「やった瞬間からいけるだろうなと」

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MF田中碧(デュッセルドルフ)

 MF田中碧(デュッセルドルフ)が13日、カタール・ドーハで日本代表に合流した。10月29日のリーグ戦で右膝を負傷し、DF冨安健洋(アーセナル)とともに別メニュー調整となったが、練習後の取材対応では「もう問題ない」と回復に近づいていることを明かした。

 田中は13日午前にドーハ入りし、同日夕の練習にトレーニングシューズ姿で参加。冒頭から全体練習には加わらず、冨安とともにウォーキングを始めた。それでも冨安がまもなくピッチから引き上げたのに対し、田中は松本良一フィジカルコーチとともにランニングを開始。DF長友佑都(FC東京)に「大丈夫?」と声をかけられ、「もう全然、大丈夫です!」と元気よく応じる場面もあった。

 練習終了後、報道陣の取材に応じた田中は「ずっとチームでも走っていた。連戦だったので入る機会がなかったのと、無理をしたくなかったのでチームとも話した」と欠場の理由を明かしつつ、「でも身体的には問題ない」と無事を強調した。

 また負傷時を「やった瞬間からいけるだろうなというのが全然あったので、自分よりも周りがすごく心配していた部分もあった」と振り返りつつ、「自分の中では検査をする前の段階からできるだろうなってのがあったので、自分の中では特に『間に合うかな』とかそういう焦りはなかった」と話した。

 その上で、今後の調整について「サッカーをしてなかったぶん、サッカーができる喜びもあるし、こうやって久々にサッカーをするときにより見えるものが増える。そういう意味では純粋にサッカーを楽しめるんじゃないかなというふうには思っています」と前向きに語った。

(取材・文 竹内達也)

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