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ブラインドサッカー日本代表がアジア・オセアニア選手権GL首位通過! 残り2勝で24年パリ・パラリンピック出場決定

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アジア・オセアニア選手権に臨むブラインドサッカー日本代表 ※写真は第2戦のもの

 ブラインドサッカー日本代表は15日、インドで開催されているIBSA ブラインドサッカーアジア・オセアニア選手権 2022のグループリーグ最終節となる第4戦を行い、イラン代表に1-0で勝利。グループ首位で準決勝進出を決めた。これにより23年夏の世界選手権出場が決定。また、今大会で優勝すれば24年パリ・パラリンピック出場権を獲得できる。

 自国開催により初出場を果たした21年東京パラリンピックに続くべく、日本は24年パリ・パラリンピックで初の自力出場を目指す。現状で出場決定の道のりは2つ。今大会で優勝するか、またはグループリーグを突破して4位以内に入り、23年8月の世界選手権に進むこと。世界選手権では、各大陸別の選手権で本大会出場を決めていないチームの中から上位3か国に入れば、本大会への切符を掴むことができる。

 まずは最短ルートでパリ行きを決めたい日本は、ここまでグループリーグで3連勝。最終節の相手は14年リオ・パラリンピックで銀メダルを獲得したイラン。日本は引き分け以上でグループ突破が決まり、勝てば首位通過が決まる。グループを突破すれば4位以内が確定するため、23年夏の世界選手権出場権を手にすることができる。

 日本の先発は川村怜黒田智成佐々木ロベルト泉、平林太一、GK佐藤大介。前半をスコアレスで折り返した日本は、後半2分に均衡を破る。黒田が左サイドでボールをキープすると、パスを受けた平林が急加速でカットイン。右足シュートをゴール左隅に決め切り、待望の先制ゴールを挙げた。

 平林は今大会の初戦・ウズベキスタン戦で公式戦初出場し、男子日本代表最年少得点記録となる16歳1か月でゴールを記録。第2戦・オーストラリア戦ではハットトリックを挙げており、今節のゴールで今大会5ゴール目となった。

 試合はそのまま終了し、日本は1-0でイラン相手に初勝利。グループ首位で準決勝進出を決め、また4位以内に入ったことで来夏の世界選手権出場も決定した。準決勝は17日に行われ、日本はグループAの2位と対戦する。


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