[11.17 国際親善試合 日本1-2カナダ ドバイ]

　日本代表は最後の親善試合を終え、いよいよカタールW杯へ。DF吉田麻也は「ドイツ戦に向けてやらなければいけないことがたくさんある」と語った。

　最後の親善試合・カナダ代表戦は、実戦から時間が空いたメンバーがコンディション調整を考慮されて起用された。鎌田大地のボランチ起用や、終盤には布陣を3バックに変更するなど、さまざまなオプションを試行。だがMF相馬勇紀のゴールで先制したが、終盤に逆転を許した。「締めなければいけないところで最低1-1で終わらなくてはいけなかったが、この形を試したのはよかった」(吉田)。それでも本番に向けて収穫はあったようだ。

　吉田自身は終盤からの投入となった。ベンチから試合を見守り、「前半はすごくよかった。この暑さもあると思うんですけど、後半はちょっと強度も落ちた」と冷静に分析する。グループリーグ初戦は23日。「しっかり今日の試合を分析して、ドイツ戦に向けていい準備をしたい」。きょうの収穫を、本番にぶつけるつもりだ。

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