[11.17 国際親善試合 日本 1-2 カナダ ドバイ]

　日本代表ではこれまで主にトップ下で起用されてきたMF鎌田大地だが、この日は中盤の底に入った。しかし、「自分が入ってうまくできた部分もあるのかなと思う」と手応えを得たようだ。

　出番が回って来たのは1-1で迎えた後半21分。ボランチの位置で起用されることとなったが、所属するフランクフルトでは同ポジションでプレーしていることもあり、「所属チームでやっている部分とそんなに違いはないし、問題なくできた」と振り返る。

「押し込まれている時間帯が多かったので、ブロックを敷きながら、カウンターのチャンスで自分たちを出し切るところが必要だった。何回かカウンターのチャンスもあったし、今日は相手にボールを持たれる時間が長かったけど、自分が入ってうまくできた部分もあると思う」

　そう語ったように、テンポ良くボールを動かすだけでなく、自らも前線に顔を出して攻撃に厚みを加え、守備でも奮闘。森保一監督も「守備でも効いていたし、攻撃でもテンポとリズムをもたらしてくれた」と、その働きを称賛した。

　23日にはドイツとの初戦を迎える。「勝ち点1以上が間違いなく必要な試合になってくると思う。初戦で大事なので、ポイントを取れるようにやっていきたい」と力を込めた。

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