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CKでの対応を反省した権田修一「制空権は僕が取らないと」

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日本代表GK権田修一

[11.17 国際親善試合 日本 1-2 カナダ ドバイ]

 本番前の親善試合で試合勘は取り戻せた。前半21分の失点を含め、たびたびCKからピンチを迎えた日本代表GK権田修一(清水)は「前半は僕も(CKで)対応を2回ぐらいミスっている」と反省しながらも、「個人的に久しぶりの試合だった中で、あれが今日で良かった」と前向きに捉えた。

「1試合やればクロスの感覚は良くなるし、後半は落ち着いてできた。それが親善試合をやる意味だし、個人的にはポジティブ」。とはいえ、チームとしてセットプレーの守備が課題であるのは確か。カナダ同様、W杯初戦で対戦するドイツにも長身選手は多い。

「ドイツが今日の映像を見たら『リスタートのところは(チャンスになる)』って考えると思う。そう思われても防げるように準備をしないといけない」

 GKとしてまず大事なのは飛び出しの判断。「自分が出られないところはゴールから遠いので、打たれてもピンチにはならない。出れるボールに出れないと一番のピンチになる」。そう判断の重要性を語る権田は、空中戦において手を使えるGKが本来はだれよりも有利であることを力説した。

 身長187cmの権田が腕を伸ばした場合、手が届く範囲の高さは「2m40cmぐらいある」のだという。サッカーゴールのクロスバーの高さは2.44m。「正しいタイミングでジャンプすれば、クロスバーより高くヘディングする選手はいない。(相手に)身長192cm、193cmの選手がいたとしても関係ないと思っている」。フィジカルや高さで日本を上回ってくる相手との戦いになるW杯。日本の守護神は「制空権は僕が取っていかないといけない」と力強く言い切った。

(取材・文 西山紘平)

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