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U-19日本代表が欧州遠征初戦でU-19スロバキアに勝利! 屋敷優成、松木玖生、熊田直紀の3発を守り抜く…中井卓大は先発出場

[11.17 国際親善試合 U-19日本 3-2 U-19スロバキアスペイン]

　U-19日本代表は17日、スペイン遠征の親善試合でU-19スロバキア代表と対戦し、3-2で勝利。19日にはU-18スペイン代表と、21日にはU-19フランス代表と対戦する。

　スロバキア戦の先発メンバーで3-4-2-1の布陣を敷く。GKは木村凌也(日本大)で、3バックは左からDF田中隼人(柏)、DF高井幸大(川崎F U-18)、DF諏訪間幸成(筑波大)が並ぶ。ボランチはMF中井卓大(レアル・マドリー)、MF山根陸(横浜FM)。左WBはMF佐野航大(岡山)、右WBはDF屋敷優成(大分)が入る。2シャドーにMF熊取谷一星(明治大)、MF甲田英將(名古屋)で、1トップはFW坂本一彩(G大阪)。キャプテンマークは山根が巻いた。

　日本は前半19分に先制する。左サイドで熊取谷からパスを受けた佐野がPA左まで突破。鋭い切り返しからクロスを上げると、甲田が頭で合わせる。相手GKに阻まれたところを、屋敷が押し込んだ。

　前半を1-0で折り返すと、メンバーを4人交代。GK木村、中井、熊取谷、坂本を下げ、GK若林学歩(大宮)、MF松木玖生(FC東京)、MF福井太智(鳥栖U-18)、FW熊田直紀(FC東京U-18)を投入した。

　日本は後半9分に追加点を奪う。右CKから諏訪間がヘディングシュート。相手守備陣に阻まれるが、ファーサイドのこぼれ球を松木が押し込んだ。直後には屋敷、甲田、佐野に代えて、DF西久保駿介(千葉)とDF松田隼風(水戸)、MF永長鷹虎(川崎F)を出場させた。

　後半17分には山根と田中を下げ、MF保田堅心(大分U-18)とDF中野伸哉(鳥栖)が途中出場。山根のキャプテンマークは中野が巻いている。同29分には諏訪間に代わり、DF菊地脩太(長崎)が投入される。同30分にはダメ押しの3点目。左サイドからのクロスに、熊田が敵陣でワンタッチ。3-0と点差を広げた。

　しかし、日本は終盤に怒涛の反撃に遭う。後半40分には右サイドからスピードに乗った突破を許してそのままシュート被弾。その3分後には自陣内で相手にファウルをしてPKを献上する。GK若林はコースを読んだが止めることはできず、3-2と点差を縮められた。

　試合はそのまま終了。日本はベンチ入りしたメンバー全員も出場を果たし、3-2で勝利を飾った。

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