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パリ五輪世代U-21日本代表はU-21スペインに完敗、久保同僚らに2失点…22日にはポルトガルと対戦

[11.18 国際親善試合 U-21日本 0-2 U-21スペインセビージャ]

　パリ五輪世代のU-21日本代表は18日、欧州遠征の初戦でU-21スペイン代表と対戦し、0-2で敗れた。22日にはU-21ポルトガル代表と対戦する。

　日本の先発メンバーはGKが佐々木雅士(柏)、4バックはDF加藤聖(長崎)、DF木村誠二(FC東京)、DF鈴木海音(栃木)、DF半田陸(山形)が並ぶ。中盤から前線はMF藤田譲瑠チマ(横浜FM)、MF山本理仁(G大阪)、MF三戸舜介(新潟)、MF斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム)、MF鈴木唯人(清水)、FW藤尾翔太(徳島)が入った。キャプテンマークは藤田が着けた。

　序盤から相手の猛攻を浴びる日本だが、隙を見て反撃に出る。前半33分、斉藤の鋭い縦パスに鈴木唯が反応。敵陣内に入って左足シュートを放つが、惜しくも相手GKに阻まれた。前半はそのままスコアレスで折り返す。

　日本はハーフタイムで藤尾と三戸を下げ、FW小田裕太郎(神戸)とMF松村優太(鹿島)を投入する。後半3分には失点を喫する。相手にPA左まで進入されてシュートを打たれるが、木村がブロック。しかし跳ね返ったボールが山本に当たってゴール前へ。久保の同僚MFベニャト・トゥリエンテス(ソシエダ)に決められ、先制点を奪われた。

　日本も反撃に出る。後半9分、左サイドの斉藤がマイナス方向にパス。山本が相手選手の股を通しながらPA左にスルーパスを通す。ワンツーに反応した斉藤が深い位置まで運ぶが、折り返しはブロックに遭った。1分後には松村が右サイドから突破。折り返しを小田が収めるが、マークにつかれながら打ったシュートは相手GKの正面だった。

　後半17分、日本は交代カードを3枚切る。山本、加藤、斉藤を下げ、MF川崎颯太(京都)、MF佐藤恵允(明治大)、DFバングーナガンデ佳史扶(FC東京)が出場した。同25分には痛恨の2失点目。自陣内で打たれたシュートは鈴木海がブロック。しかし、ファーサイドに飛んだこぼれ球をDFマヌ・サンチェス(オサスナ)に頭で押し込まれる。0-2と点差が広がった。

　日本は交代選手が果敢に攻める。後半27分、川崎のパスから佐藤が左サイドを独走。PA左に入り込むが、相手選手のプレスに潰された。終盤には鈴木海、半田、藤田、鈴木唯に代えて、DF馬場晴也(東京V)、DF畑大雅(湘南)、MF松岡大起(清水)、MF西川潤(鳥栖)が入る。同38分には佐藤のパスに西川が反応してゴール前へ。だが相手GKにキャッチされた。

　試合は0-2で終了。日本はスペインからポルトガルに移動し、22日にU-21ポルトガル代表と対戦する。

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