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ドイツの1トップはだれか…吉田麻也「定まっていない。決めかねているんじゃないか」

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日本代表DF吉田麻也(シャルケ)

 オフ明けとなった19日の練習前に日本代表DF吉田麻也(シャルケ)がオンラインで報道陣の取材に応じ、23日のW杯初戦で対戦するドイツ代表の印象について語った。

 16日にオマーンのマスカットでオマーン代表とW杯前最後の強化試合を行ったドイツ代表は1-0で勝利したが、MFジャマル・ムシアラ(バイエルン)やMFヨシュア・キミッヒ(バイエルン)、MFセルジュ・ニャブリ(バイエルン)、DFニクラス・ジューレ(ドルトムント)といった主力はベンチスタートだった。

「オマーン戦はスタメンで出る選手とそうじゃない選手を混ぜてきたなという感じだった」と吉田が語るとおり、ドイツはさまざまな選手をテスト。1トップにはA代表初招集で先発デビューとなった17歳のFWユスファ・ムココ(ドルトムント)が入った。

 1トップのレギュラー格だったFWティモ・ベルナー(ライプツィヒ)がケガのためW杯不参加となったドイツはFWトーマス・ミュラー(バイエルン)もケガを抱えているためオマーン戦を欠場。1トップ候補のMFカイ・ハバーツ(チェルシー)はトップ下で先発し、後半はムココに代わって同じく代表デビューのFWニクラス・フュルクルク(ブレーメン)がセンターフォワードを務め、後半35分に決勝点を決めた。

 ブンデスリーガのブレーメン戦でフュルクルクにゴールを決められている吉田は「ブレーメンの選手(フュルクルク)は僕らも失点しているけど、体が強いし、フィニッシュはほとんどワンタッチ。ボックスの中で勝負するタイプだと思う」と指摘する。

 そのうえで、「(ドイツは)ケガ人が出て、センターフォワードが定まっていないのかなと。だれを使うか決めかねているところなんじゃないかなと見ていて思った」と、絶対的な先発候補はいないとみる。逆に言えば、日本戦にだれがセンターフォワードで先発してくるかも読みづらいが、「こんな感じで来るんだろうなという想像というか、こうかもしれない、ああかもしれないという妄想はしている」と、さまざまなシミュレーションをしているようだ。

 チームはオフを挟み、今日19日から4日間連続の非公開練習で最終調整に入る。「最後の1秒まで、できる限りの準備を怠ってはいけない。最後まで気を引き締めて、一瞬の隙も見逃さないように、周りにも目を配って準備していきたい」。日本代表のキャプテンとして、個人でもチームでも最善の準備を尽くすつもりだ。

(取材・文 西山紘平)

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